いやー、ホントにはやいですね、時の流れは・・・
もう、2月も終わりですよ、みなさん。
2014年も6分の1が終わりました。
さて、各報道によりますと、
先日、東京都内や横浜市の図書館で、
『アンネの日記』や、その関連書籍が
300冊以上相次いで破られているのが見つかりましたが、
新たに豊島区の書店でも、『アンネの日記』2冊が
破られていることが昨日わかりました。
卑劣な事をする人がいますねえ、困ったもんです。
みなさんの中にも読んだ人がいると思いますが、
『アンネの日記』はユダヤ系ドイツ人のアンネ・フランクの作品で、
第二次世界大戦中に、ナチスのユダヤ人狩りを避けようと、
隠れて生活していたユダヤ人たちの日常を綴ったものです。
破った冊数の多さからして、
最初に発覚した図書館の事件は
思想的な背景があるのかもしれません。
書店の被害は便乗した愉快犯の仕業のような気が多分にします。
自分の行為が大きく報道されて、
あたかも自分が偉くなったような錯覚を味わいたい、
そんな犯人像が浮かんできます。
そういう輩がいる一方で
都内で最も被害が多く確認された杉並区を、
イスラエル大使館のペレグ・レヴィ公使が訪れ、
アンネ・フランクに関連する書籍300冊を寄贈したり、
第二次世界大戦中にユダヤ人を救った外交官として有名な
杉原千畝を名乗る人から関連本137冊が贈られたそうです。
みなさんのような若い世代の人たちでも
社会科で習ったり、自分で勉強して知っている人もいると思いますが、
かつて、この日本でも自由に本が読めない時代がありました。
あっ、じゅくちょーの子供の頃ではないですよ(笑)。
もっと前です。僕が子供の頃は自由に読める時代になっていました。
一般に人は過ちを犯す存在です。
同時に過ちから学ぶ能力を持った存在でもあると思います。
あらゆる事実や情報から、何が正しいのか、何が間違っているのか、
学び考えなくてはいけません。
過去を破り捨てたところで、明るい未来はないでしょう。
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(2014年2月28日 コーヒーブレイク Coffee Break)
名古屋市瑞穂区にある小学生・中学生・高校生・高卒生対象の少人数制の塾で、
中学受験・高校受験・大学受験から補習まで(個別クラスも設置しています)対応の
東海学習塾堀田教室(熱田区・昭和区・南区に隣接しています)がお送りしました。