3番まで歌わせて〜♪
2013.08.31 Saturday | by じゅくちょー
台風のせいでしょうか、きょうはムシムシしますね。
前回は、中沢啓治氏の『はだしのゲン』という漫画を
描写の一部に「過激」な絵があるからという理由で、
小中学生が学校で閲覧することに
島根県松江市教育委員会の事務局が、
一時、制限をかけたという話題でした。
異論を唱える人もいるかもしれませんが、
絵画や文学作品や音楽などと同様に
僕は漫画も立派な文化であり、芸術だと思っています。
一つの芸術作品は、その作品全てで一つの作品で
『はだしのゲン』から1部の描写をカットすれば、
それは、もはや『はだしのゲン』ではない、
という言い方もできると思うのです。
今回の話で思い出したことがあります。
最近は観る機会が少なくなりましたが、
僕は音楽が好きで、中学生、高校生の頃は
テレビの音楽番組をよく観ていました。
「今週のベスト10は・・・」
司会者が思わせぶりな口調で言います(笑)。
自分が応援している歌手の曲がベスト10に入ろうものなら、
ワクワクモードで、登場を期待していると・・・
「残念ながら、お出になれません」と司会者。
当時、今でもそうかなあ、
1曲が長いと最後まで歌わせてもらえませんでした。
一人の歌手が歌う歌の長さは、3分前後というところでした。
ところが、シンガーソングライターと呼ばれている人たちの歌は、
多くの場合、妥協がなく、自分がその歌の中で表現したいことを全部歌うと、
5分、10分かかる歌もあります。
最近の例ですと、最近でもないか(笑)、
植村花菜の「トイレの神様」なんか、長いですよね。
でも、まだ、10分ぐらいなら長いと言えないかもしれません。
1曲が30分なんてすごい曲もあります。
クラッシックではなくて、ポップでですよ(笑)。
話はそれましたが、テレビ局としては、
視聴率、スポンサーなど諸事情から一人の歌手に多くの時間を割くことができない場合、
本来、3番まである歌を2番で終わってくれるように注文をつけたりするわけです。
アーティストにしてみれば、3番まで歌って、
それで初めて、「自分の作品」なのです。
なので、「2番までしか歌わせてもらえないのなら、
自分が表現できないから、出演しません」
というアーティストもいました。
妥協して出演すれば、顔も売れるし、収入増につながるであろうに・・・
当時、中学生、高校生だった僕には、その姿勢がすごくカッコよかったです。
まあ、中には、ホントはテレビに出たいのにカッコつけてるだけなんじゃないの、
と感じるアーティストもいましたけどね・・・(笑)。
P.S.
中沢氏の『はだしのゲン』も「過激」だと言われる描写も含めて、
全部で一つの芸術作品なのです。
一部に蓋をするということは、芸術を冒涜していると言えなくもありません。
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(2013年8月31日 コーヒーブレイク Coffee Break)
名古屋市瑞穂区にある小学生・中学生・高校生・高卒生対象の少人数制の塾で、
中学受験・高校受験・大学受験から補習まで(個別クラスも設置しています)対応の
東海学習塾堀田教室(熱田区・昭和区・南区に隣接しています)がお送りしました。
前回は、中沢啓治氏の『はだしのゲン』という漫画を
描写の一部に「過激」な絵があるからという理由で、
小中学生が学校で閲覧することに
島根県松江市教育委員会の事務局が、
一時、制限をかけたという話題でした。
異論を唱える人もいるかもしれませんが、
絵画や文学作品や音楽などと同様に
僕は漫画も立派な文化であり、芸術だと思っています。
一つの芸術作品は、その作品全てで一つの作品で
『はだしのゲン』から1部の描写をカットすれば、
それは、もはや『はだしのゲン』ではない、
という言い方もできると思うのです。
今回の話で思い出したことがあります。
最近は観る機会が少なくなりましたが、
僕は音楽が好きで、中学生、高校生の頃は
テレビの音楽番組をよく観ていました。
「今週のベスト10は・・・」
司会者が思わせぶりな口調で言います(笑)。
自分が応援している歌手の曲がベスト10に入ろうものなら、
ワクワクモードで、登場を期待していると・・・
「残念ながら、お出になれません」と司会者。
当時、今でもそうかなあ、
1曲が長いと最後まで歌わせてもらえませんでした。
一人の歌手が歌う歌の長さは、3分前後というところでした。
ところが、シンガーソングライターと呼ばれている人たちの歌は、
多くの場合、妥協がなく、自分がその歌の中で表現したいことを全部歌うと、
5分、10分かかる歌もあります。
最近の例ですと、最近でもないか(笑)、
植村花菜の「トイレの神様」なんか、長いですよね。
でも、まだ、10分ぐらいなら長いと言えないかもしれません。
1曲が30分なんてすごい曲もあります。
クラッシックではなくて、ポップでですよ(笑)。
話はそれましたが、テレビ局としては、
視聴率、スポンサーなど諸事情から一人の歌手に多くの時間を割くことができない場合、
本来、3番まである歌を2番で終わってくれるように注文をつけたりするわけです。
アーティストにしてみれば、3番まで歌って、
それで初めて、「自分の作品」なのです。
なので、「2番までしか歌わせてもらえないのなら、
自分が表現できないから、出演しません」
というアーティストもいました。
妥協して出演すれば、顔も売れるし、収入増につながるであろうに・・・
当時、中学生、高校生だった僕には、その姿勢がすごくカッコよかったです。
まあ、中には、ホントはテレビに出たいのにカッコつけてるだけなんじゃないの、
と感じるアーティストもいましたけどね・・・(笑)。
P.S.
中沢氏の『はだしのゲン』も「過激」だと言われる描写も含めて、
全部で一つの芸術作品なのです。
一部に蓋をするということは、芸術を冒涜していると言えなくもありません。
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(2013年8月31日 コーヒーブレイク Coffee Break)
名古屋市瑞穂区にある小学生・中学生・高校生・高卒生対象の少人数制の塾で、
中学受験・高校受験・大学受験から補習まで(個別クラスも設置しています)対応の
東海学習塾堀田教室(熱田区・昭和区・南区に隣接しています)がお送りしました。