約150世帯の生活保護を打ち切lったそうです。
南相馬市によると義援金や
東京電力福島第1原発事故の仮払補償金を収入とみなし、
保護が無くても生活可能として、
約150世帯の生活保護を打ち切ったということです。
150世帯というと、南相馬市で生活保護を受けている世帯の
4割にあたるとのことです。
南相馬市以外でも同じ理由で
保護の打ち切りが相次いでいるとのことです。
う〜ん、なんか、ちょっと違うような気がしますね。
義援金はそれを贈る人たちの善意ですよね。
東電の補償金にしても
以前の生活にいつ戻れるかわからない
不安や絶望の気持ちを癒す額にはとうてい届かないでしょうが、
「とりあえず少しでも」の仮払補償金を「収入」とみなすのは・・・
それまで保護を受けていた人が
仕事に就けて収入を得ることができるようになったから
保護を打ち切るというのならわかりますが・・・
保護を受けている人たちの中には
自らの怠惰で保護を受け続けている人もいるかもしれませんが、
「なんとか保護を受けなくてもいいように頑張りたい」
という気持ちが強くても、就職口がない、あっても条件が悪すぎるなど
様々な現実でそれがままならない人もたくさんいるわけです。
義援金や補償金を収入とみなして保護を打ち切る行為は
義援金を贈った人たちの善意を踏みにじるだけではなく、
被災者の人たちの頑張ろうという気力まで奪う行為に感じます。
義援金を贈った人たちは、いたたまれない気持ちから
被災した個々人に少しでもという気持ちで贈ったのであって、
国や県や市町村に寄付をしたという感情ではないと僕は思います。
ところでみなさんは毎月いくらお小遣いをもらっていますか?
仮に毎月2,000円お小遣いをもらっている人が
お正月に親戚の人からお年玉をもらって、
うちの人から
「あんた、お年玉、全部でいくらになった?」
「全部で2万円」
「あっそ、それじゃあ、今月から10カ月間、お小遣いを打ち切るわね」
こんなことされたら・・・
みなさん、どんな気持ちになりますか?
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(2011年6月30日 コーヒーブレイク Coffee Break)
名古屋市瑞穂区にある小学生・中学生・高校生・高卒生対象の少人数制の塾で、
中学受験・高校受験・大学受験から補習まで(個別クラスも設置しています)対応の
東海学習塾堀田教室(熱田区・昭和区・南区に隣接しています)がお送りしました。